創業のヒント

「新」しいと言う言葉は「立」っている「木」に「斧」を入れると書きます。ゼロから生み出すのではなく、既にあるモノを新しい切り口で取り組めばいいのです。

ニュービジネスの着眼点には次のようなモノがあります


 1)新しくする(現にあるモノを、時代のニーズに合わせて工夫・改良する)


   今あるモノでもお客様が不便を感じているモノについて改良すればよい。
   クロネコヤマト:郵便局のサービスを改良
   セコム:警察の代わり
 

2)接点を結びつける(現在あるモノとあるモノ(業界や技術)をつなぎ合わせて創作する)


   MKタクシー:タクシー業界+接客業界
 

3)一物一価にする(現金掛値無しの三井商法)


   家具は希望価格通り買う人はいない。
   大塚家具:最初から安値の価格を提示し、交渉しない。
 

4)単純化・規格化する(職人業務をアルバイト業務に変える。古い体質業界ほどチャンス大)


   BookOff:古本は自利利他目利きの商売だったが、規格化することにより
   パートでもできるようにした。
 

5)付加価値の高い商品を売る。(ブランド戦略。高くないと売れない商売)


   独自性があってライバルがいない。

一番儲からないのが見積価格。(原価+経費+利益で価格を出す→たたかれる)


弱者の戦略

創業間もない企業がとるべき戦略は、弱者の戦略です


・織田信長の桶狭間の戦いの勝利
・宮本武蔵の一乗下り松の戦いの勝利
・ベトナム戦争のベトコンの勝利
これらは小が大に勝つ方法を学べる事例です。

差別化


  特にサービスの差別化(企画・製品の差別化は大企業にかなわない)

局地戦


  マーケットを絞れ(そのマーケットで一番になってそれからマーケットを広げていく。一番になれるところまでマーケットを絞る)

一騎打ち


  一社独占企業のマーケットはあぐらをかいている。ちょっとしたサービスをするだけで寝帰ってくれる。

接近戦


  お客様に近いところで勝負。

一点集中、重点化


  強いモノを一つ作ってそれから展開する。

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